お気に入りの航空会社はJAL。
公私ともにJALを使ってます。
只今の生涯搭乗実績は、国内線と国際線を合わせると2200回を超えました。(2025年4月)

24年1月から始まった Life Statu プログラムでは、現在 Five Star。

さてそんな私が本日は、JALのお客様向けサービスの1つである、FLY ON プログラム に関して、2025年度最新の情報をお届けしたいと思います。
そもそも、JALには JMB(JAL マイレージバンク)と言うプログラムがあります。
JMBは、ご搭乗やご宿泊・ショッピングなどでためたマイルを航空券や電子マネーなどの豊富な特典と交換できるJALのマイレージプログラムです。
で、少しややこしいですが、このプログラムの中に更に2つのプログラムがあり、1つが今回リポートする FLY ON プログラム。そしてもう1つが、Life Status プログラムです。
この2つの違いに関しては
「【2025年】 JAL FLY ON プログラム と JAL Life Status プログラム。内容と違いを知ろう!」
で、概略の説明をしていますので参考までにご覧ください。
Life Status プログラムに関しては
「【2025年】 JAL Life Status プログラム。どんな内容?どうやって参加するの?どうやったら貯まるのか?」
でを参考にしてください
Fly On プログラムに参加するためには、まずは、JMBに参加する手続きが必要です。
そして、クレジット決済機能付きのJALカードか、無償のJMBカード(いわゆるハウスカード)のいずれかの所有によって、JMBの会員番号が発見されます。
このJMBの会員番号(マイレージ番号)が無いと先に進めませんのでご注意くださいね。
FLY ON プログラムとはどのようなサービスなのか?
FLY ON プログラムは、毎年多くのご搭乗をされているお客さまだけにお届けする上質のプログラムです。毎年1月〜12月の12カ月間(暦年)に積算されたFLY ON ポイントやご搭乗回数に応じて、様々なサービスが利用できます。
対象となるのは、JALグループ便ならびにワンワールド アライアンス加盟航空会社便へのご搭乗です。
サービスステイタスの獲得までの流れは以下の通りです。
#1 フライトマイルの積算
利用運賃に応じてフライトマイルが積算されます。これは特典航空券などとの交換に利用するマイル口座に積算されます
#2 FLY ON ポイントの換算
フライトマイルをもとに、FLY ON ポイントへの自動換算が行われ、ご自身のFLY ON ポイント口座にポイントが積算されます。
FLY ON ポイントは、各サービスステイタスの獲得のためだけのポイントであり、マイルとは異なりますので、何か特典などへの交換はありません。
JMB会員は、常に特典に交換するためのフライトマイルとサービスステイタスの為のFLY ON ポイントの2つの数値を積算していく事になります
#3 サービスステイタスの獲得
暦年のFLY ON ポイントやご搭乗回数に応じてサービスステイタスが決まります
これによって、各ステイタスごとに設けられている様々なサービスをJALから無償で提供してもらうことになります
#4 FLY ON プログラムで提供されるサービス
提供されるサービスは、以下のカテゴリーに分けられます
また、ステイタスにごとにサービスの内容は少しずつ異なります
もちろん、上位のステイタスになるほどメリットは大きいです
- ご予約に関するサービス
- ご搭乗時のサービス
- ボーナスマイル (マイルアップボーナス)
- ラウンジサービス
- その他のサービス
- ダイヤモンドメタル特典
これらのサービスは、ステイタス獲得後すぐに利用できるもの(ファーストサービス)や、ステイタスカード到着後に利用できるもの(セカンドサービス)、または翌年度の4月から利用できるもの(サードサービス)など、サービスによって提供期間が異なります
サービス内容の詳細
サービス内容の詳細は以下の通りです。
くどい様ですが、ステイタスにごとにサービスの内容は少しずつ異なります。
もちろん、上位のステイタスになるほどメリットは大きいです。
#1 ご予約に関するサービス
- 専用予約デスクの利用。ダイヤモンドメタル特典対象者は専用予約デスクも利用できます。
- ご予約時の優先キャンセル待ち。
- 国内線・国際線の前方座席指定サービス。
- 国内線先行予約サービス。
- 国内線特典航空券先行予約サービス。
- ダイヤモンドメタル特典対象者は、特定の路線・クラス・運賃において、電話で即時予約確定できるサービスがあります(例: 羽田-伊丹/新千歳/福岡線の普通席フレックスなど予約変更可能運賃、出発2日前まで)。
また、国際線航空券取扱手数料が会員本人と同伴者まで無料になります(変更・取消手数料は別途発生)
#2 ご搭乗時のサービス
- 専用カウンターでのチェックイン(ちょっと特別感あり)
- 空港での優先空席待ち(とっても重宝します。空席待ちは、ステイタスの上位の人から順番に割り当てられます)
- 受託手荷物無料許容量のご優待
国内線はステイタスに応じて+10kgまたは+20kg、国際線は+1個または+2個となります - 優先セキュリティレーンの利用(これは本当に便利です)
JMBダイヤモンド・JGCプレミア会員は専用保安検査場を利用できます - 国際線・国内線の優先搭乗(実は何気に優秀なサービス。早く搭乗できれば手荷物を確実に収納できるから)
- プライオリティバッゲージサービス(受託手荷物の優先引き渡し、これも何気に良きサービスです。待たなくて良いからね)
機内に荷物を預けた時、到着空港で一番最初にターンテーブルから流れてくるか、ターンテーブルでは無く職員が持ってきてくれるサービス - JALグローバルクラブエントランスの利用
#3 ボーナスマイル (マイルアップボーナス)
- JALグループ便、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、マレーシア航空、ガルーダ・インドネシア航空など、対象航空会社便への搭乗時に、ステイタスに応じて通常のフライトマイルに加えてボーナスマイルが積算されます
ボーナス率はステイタスにより異なります(例: JMBダイヤモンドはJAL便で130%) - FLY ON ポイントは、フライトマイル、FLY ON ポイント換算率(国内線2倍、日本発着アジア・オセアニア線1.5倍、それ以外の国際線1倍)、搭乗ボーナスFLY ON ポイントの合計で算出されます
- 搭乗ボーナスFLY ON ポイントは、利用運賃に応じて最大400ポイントが追加されるものです
国内線や国際線で運賃種別や予約クラスによって積算ポイント数が異なります(例: 国内線フレックス運賃は400ポイント、国際線F/A/J/C/D/X/I/W/R/E/Y/B/H/K/M/L運賃は400ポイント)
特典航空券やマイル積算対象外運賃は対象外です。キャンペーンなどでのボーナスマイルや、ショッピングマイル、ホテルマイルなどはFLY ON ポイント積算の対象外です
#4 ラウンジサービス
ステイタスに応じて、「サクララウンジ」、「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」、「JALファーストクラスラウンジ」などが無料で利用できます
ステイタスカードまたはJALアプリのステイタス表示を提示することで利用可能です
#5 その他のサービス
- マイル有効期限の廃止(対象ステイタスのみ)
- パイロット体験航空教室や、JALとっておきの逸品限定商品などの特典があります
#6 ダイヤモンドメタル特典
- JMBダイヤモンドのサービスに加えて利用できる、さらに上位の特典です
- 達成基準は、JMBダイヤモンドの基準よりもさらに高いJALグループ便の利用実績が必要です
- サービスは基準達成の翌年4月〜翌々年3月末日まで利用できます
- 専用予約デスクの利用、国際線航空券取扱手数料の免除に加え、整備士が作成した記念品のメタルカードとバゲージタッグが贈呈されます
メタルカードはステイタスカードとは異なるので、空港やラウンジでのサービス利用時はダイヤモンドのステイタスカードやアプリの提示が必要です
※メタルカードはバケージタグに入れるためのものですね
サービスのご提供期間について
サービスステイタス達成からサービス利用開始の期間は、サービスの種類によって3回に分かれます
#1 ファーストサービス
ステイタス達成の約1週間後〜翌々年3月末日まで利用できます
よって、もし4月にあるステイタスに達成すると、概ね2年間利用できるサービスになります
マイルUPボーナスやご予約に関するサービスなどが該当します
#2 セカンドサービス
ステイタスカード到着後、または、JALアプリへのステイタス反映後〜ステイタス達成の翌々年3月末日まで利用できます。
空港で利用できるサービスや、ステイタス提示を必要とするサービスなどが該当します
#3 サードサービス
ステイタス達成の翌年4月〜翌々年3月末日まで利用できます
JMBダイヤモンド、JGCプレミア会員が対象となるサービスです
FLY ON ポイントの積算は1年ごと(暦年ごと)にリセットされます
サービスステイタスごとの達成条件
サービスステイタスは、「毎年1月〜12月の12カ月間(暦年)」にご搭乗によって積算されたFLY ON ポイント、または、搭乗回数が各ステイタスの基準に達した場合に獲得できます
各ステイタスの基準(暦年ごと)は以下の通りです
#1 JMBクリスタル / JGCクリスタル
- 30,000 FLY ON ポイント(うちJALグループ便 15,000 FLY ON ポイント)以上の搭乗
- または 30回(うちJALグループ便 15回)以上かつ 10,000 FLY ON ポイント以上の搭乗
#2 JMBサファイア / JGCサファイア
- 50,000 FLY ON ポイント(うちJALグループ便 25,000 FLY ON ポイント)以上の搭乗
- または 50回(うちJALグループ便 25回)以上かつ 15,000 FLY ON ポイント以上の搭乗
#3 JGCプレミア
- 80,000 FLY ON ポイント(うちJALグループ便 40,000 FLY ON ポイント)以上の搭乗
- または 80回(うちJALグループ便 40回)以上かつ 25,000 FLY ON ポイント以上の搭乗
- JALグローバルクラブ(JGC)会員の方のみ対象です
#4 JMBダイヤモンド / JGCダイヤモンド
- 100,000 FLY ON ポイント(うちJALグループ便 50,000 FLY ON ポイント)以上の搭乗
- または 120回(うちJALグループ便 60回)以上かつ 35,000 FLY ON ポイント以上の搭乗
#5ダイヤモンドメタル特典
- JMBダイヤモンド会員の中でも、JALグループ便のご利用実績が特に多いお客さまが対象です
- JALグループ便 150,000 FLY ON ポイント以上の搭乗
- または JALグループ便 180回以上かつ JALグループ便 50,000 FLY ON ポイント以上の搭乗
JGCダイヤモンド、JGCプレミア、JGCサファイア、JGCクリスタルは、JALグローバルクラブ(JGC)会員の方が対象となります。
ワンワールドサファイアは、JGCサファイアのワンワールドアライアンスにおけるエリートステイタスです。
これらの基準は毎年1月1日から12月31日までの期間で評価され、達成した最も高いステイタスのサービスが利用できます。
暦年の途中で上位ステイタス基準を達成した場合は、約1週間後より順次、該当する上位ステイタスのサービスが利用可能になります。
ただし、同じステイタスを再度達成してもサービスのランクアップはありません
FLY ON プログラムは、上記のように、対象期間内の搭乗実績に応じてサービスステイタスが決まり、そのステイタスに応じた様々な優待サービスが受けられるプログラムです。
一方で、JALには「JAL Life Status プログラム」という、長期間の利用実績に応じた別のステイタスプログラムも用意されています。
気になる方は、
「【2025年】 JAL Life Status プログラム。どんな内容?どうやって参加するの?どうやったら貯まるのか?」をご一読くださいね。
まとめ
Fly On プログラムとは、簡単にまとめると以下の様なサービスです。
- 飛行機に乗った回数やとんだ距離をもとにFLY ON ポイントがもらえる
- そのポイント数によって、ステイタスがが得られる
- 得られたステイタスで、空港を中心に様々な特典サービスを提供される
- しかし、そのステータスは1年ごとにリセットされる
- 上級のステイタスになるほど、空港や飛行機での旅が優雅になってくる
- ちょっと優越感
仕事などで飛行機をよく利用される方は、ANAやJALどちらでもよいのでどちらか片方に利用する会社を寄せる事で、素敵なAir Life になると思いますよ。
JALの修行も悪くはないと思います。
お時間頂きありがとうございました。
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